平成最後の記事はインド珍道中その1

今回のインド旅
私は14年振り2度目のインド
突然、来年はインドへ行こう!
と思い立ったのは昨年の年末近く
一番の目的は3年前の沖縄のヨガフェスで出逢ったタブラ奏者コルカタ在住のアリンダムとのレコーディング
インドへ行くなら14年前に訪れたワンネスフィールドへも
せっかく、楽器を持って行くなら小さい会場でもコンサートもと
あれやこれやとてんこ盛りの旅になり

バンガロールーチェンナイーコルカターバンガロールとインド国内を飛び回ることになった。

バンガロールに到着後
2日間を過ごしてチェンナイへ

空港から2時間弱でワンネスキャンバスに到着
今回はプログラムではなくて3日間だけのビジター参加
数年前に完成したエイカムで宇宙意識の叡智の入ったゴーデンオーブの前で瞑想して欲望を満たす為の傷害を取り除くエネルギーを受け取る

久し振りの瞑想で果たして静かに座ることが出来るのか
いくばしかの不安もありながらエイカムのある敷地内に入る

地下のクロークに荷物を預け
ボディチェックを受けて1階のレクチャー室へ(スマホ、録音撮影禁止です)
今日のチャクラ瞑想のレクチャーを担当ガイドから受けていよいよ上層階のエイカムへ、階段を一段づつ昇る度に思考が静まり自然に自分の内側へと入っていく
エイカムの建物自体が瞑想に入りやすい構造になっている。

あ~
14年前の様にザワザワ、イライラ座る瞑想スタイルは終わったのだと安堵した

エイカム建設時に様々な論争が沸き上がった
インドでは桁外れ高額のコース費を集め豪華な建造物を造ることが果たして魂の探求に必要なことなのか?
創立者の私腹を肥やしているだけではないか?

この14年、私も積極的にワンネスの活動をしていた訳ではないし一時は噂に惑わされた時期もあったし
再来しようと思っても何故かトラブルが起きてタイミングを逃していた。
今になって何故、14年振りにワンネスを再来したか

それは、ここでの体験が余りに素晴らしかったから

『私は存在しないということ』

21日間コース参加中の7日目に突然起きた意識の変容ワンネスの体験

自分と他者との境目がなく
自分の苦しみ他者の苦しみとの区別もなく、感情にも区切りがない
感情とは単なるエネルギーで自分の意識が色を付けて発しいるだけ

この体験がコウサカ ワタルとの音旋響の演奏スタイルになっている

人生の目的を表している東西南北にある4つの扉をゆっくりと廻って挨拶をして入る
1つ目はアルタ(お金や富)
2つ目はカーマ(成功や願望)
3つ目はダルマ(貢献)
4つ目がモクシャ(悟り)

中央には宇宙意識の叡智が入ったゴーデンオーブが圧倒的な美しさで据えられていた。

その周りに用意されている座蒲団へ静かに座りゆっくりと身体の内観を始めた
普段、気付かない身体の歪みや凝りを感じ静かに呼吸を繰り返した。

暫くするとより具体的に身体の痛みとしてプロセスが始まった
やはり、ダルい
それに伴う感情も浮上してきた

そのうちに第5チャクラ瞑想が始まった

瞑想中も様々な思考が浮かんでは消えてを繰り返していた
段々と思考を手放すのが早くなってきて
初日の終わりころには思考はただ流れて行くだけのものになっていた

身体が軽い

『貴方の思考は貴方の思考ではありません』

ワンネスの教えは体験として起きてくる

二日目、三日目

担当ダーザジー(帰依しているお弟子さん)から聞いた今後のエイカムの展開
ワンネスフィールドのある場所はチェンナイのアンドラブラドシュ
中心地からほど遠い村には雇用は少ない
キャンパスやエイカムの雇用は村に経済
効果をもたらしている。
その他にも水道整備や学校や病院の建設にも力を入れている
悩んでいる人や苦しみの中にいる人にはエイカムの無料プログラムが提供されている。
14年前に建設中のエイカムを遠目に眺めながら聞いた話しが現実化されていた。
政治経済からの自立が起きていた。

同じようにスタートしたプログラム

午後のプログラム中
深い呼吸と供に頬に一筋の涙が流れた

『愛されたい』

愛されたいという欲求が
私を魂の探求に向かわせた
無条件に愛されるはずの子供時代
私に与えられたのは毎日の様に続く暴力だった。
その感情にフォーカスして呼吸を繰り返していると更に深い真我から涙が溢れていた
私に暴力を与えた大人達もまた愛されたかったのだと

『唯、在ることへの涙と存在への感謝』

その涙は止めどなく流れた…

天地無空
人は天と地と繋がった時
空から無限のエネルギーが降りぐ…

平成から令和へ代わるこの時にエイカムを訪れられたことに感謝。

量子はタイミングを見計らっている!

この旅で正にこの言葉が証明されることになった!

インド珍道中その2に続く(*^^*)