児童養護施設にタンカンを送り続ける事
私が初めて児童養護施設と縁があったのは、まだ東京で生活している時でした。
倉庫の一角に少々のキズがあるからと廃棄される玩具が山積みになっていて処分代にもお金が掛るという事で一般には流通させない事を条件に全て貰い受け神奈川県の児童養護施設に寄付をして周りました。その量、2t
使える物をお金を掛けて処分する、その玩具を欲しがる子供達が沢山いる。
食べ物であればパッケージが汚れたり賞味期限が近くなったら焼却する、洋服であれば流行から遅れたら焼却する。
その時、時代の生んだ矛盾を胸の奥に感じました。
玩具を届けた施設で春光学園さんの生徒さん達がお礼の寄せ書きを作って送って下さいました。
その寄せ書きは仕事で疲れた時、落ち込んだ時に沢山の暖かな元気をくれました。
指導主任の先生のお話では『私達は助けてもらう事が多いけれど、自分達の出来る事をしてお礼をする』というのが教育方針だと言うことでした。
そこで、私の出来る限りで『時代の生んだ矛盾』をなくしていきたいと思いました。
何度か屋久島へ旅行に来た際、仲良くなった農家の方から沢山タンカンを頂き送らせていただきました。
子供達は初めて食べるタンカンに大喜びで頬張って食べたそうです。
始めて屋久島を訪れてから7年、2007年に移住してからもっと沢山の子供達にタンカンを食べさせてあげたい!そして、子供達の声を届けていきたいと思い『屋久島タンカンを届ける会』を立ち上げ皆さんにご協力をお願いさせて頂きました。
児童養護施設で生活している子供達は様々な事情で両親から離れています。
タンカンを食べて少しでも元気になってもらえたら…
大人になって悩んだ時に屋久島を思い出して訪ねてもらえたら…
その時にタンカンをきっかけに島の人達と交流がもてたら…
屋久島の自然と人々はおおらかでありながら厳しさと学びを兼ね備えています。
そして、全てを包み込むような包容力があります。
傷付いた心も暖かく包んでくれるとそう願っています。
屋久島タンカンを届ける会 代表 近藤聖美
「屋久島タンカンを届ける会」は代表の近藤聖美が個人的に縁のあった施設にタンカンを毎年届けていたのが始まりで、「もっと沢山の子供達に屋久島の元気を届けていきたい」という思いから、個人的な活動をもう少し大きくするために「会」となりました。一応任意団体ということになるわけですが、実態はまだまだ個人活動です。
タンカンを届けること・活動にご協力いただくことを通して・・・
などが当面の目的・目標です。
また、これらの結果として屋久島のタンカンの知名度向上にもお役に立てればうれしいです。
すいません、まだありません。準備中です。
規約が無いのでメンバー(会員)も何も形式的には無いわけですが・・・一応協力者も含めてご紹介します。会と名乗るからにはこのへん今後きっちりしていかないといけませんね。
屋久島タンカンを届ける会代表 近藤聖美(こんどう さとみ)
住所 鹿児島県熊毛郡屋久島町平内382 電話番号 0997-47-2404 携帯 090-4821-0055
メール yakushima-tankan◎tenchimuku.com (◎を@に置き換えてください)